2017年4月の待機児童ゼロを目指し、保育所の整備を進めている東京都杉並区は、整備期間短縮のため、4カ所の公園を含む11カ所の区有地を「緊急対策第二弾」として建設用地に活用します。

  このうち、敷地の一部を廃止して保育所用地に転用することが決まっている向井公園と久我山東原公園について、区は代替広場を用意。8月1日から代替広場を開放し、公園の該当範囲の利用を停止します。向井公園には定員120人、久我山東原公園には定員80人の認可保育所の設置を予定しています。公園を保育所に転用することについては、住民から反対意見も出ています。

 下井草3丁目の向井公園は、球戯場も含む1,200㎡あまりの広さの公園で、敷地の約8割が利用できなくなります。区が代替広場として用意したのは、敷地東側に隣接する約600㎡の区有地です。また、2017年3月には、下井草4丁目にある区の自転車集積所の敷地内に球戯場を整備します。代替広場は、利用開始時は更地の状態だが、今後、8月から3回程度のワークショップを開催し、どのような遊び場がふさわしいかを検討。その結果も踏まえて、広場として整備していく考えです。ワークショップの第1回開催は8月21日。参加希望者は8月10日までに杉並区みどり公園課公園利用担当に申し込みます。

 久我山5丁目にある久我山東原公園は、約2,100㎡の広さで、このうち4割の利用ができなくます。当面の代替広場として、公園から西に約300メートル離れた場所にある京王電鉄が所有する約1,000㎡の土地を、1年ごとに借り上げることとしましたが、引き続き代替広場に適した土地を探します。そのため、同地は広場として整備する予定はなく、空き地のまま使っていきます。また、両公園の代替広場のほか、近隣小学校の校庭開放も拡充していきます。